ご挨拶

2011年3月11日に発生した、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故から6年が過ぎましたが、被災者の皆さまの「いつもの暮らし」には程遠いものがあります。これからの福島の復興と地域再生を心からお祈り申し上げます。

さて、私たち市民公益活動パートナーズは、福島県福島市に本部拠点を置いて、行政の枠を超えた広域の中間支援組織として活動を行っていますが、法人設立直後に起きた東日本大震災・福島原発事故によって、この県北地域に浜通り地方から多くの方々が避難を強いられ、避難先地域でのコミュニティづくりや生活の立て直しを図らなければなりませんでした。そうした避難者の方々や従来の地域住民、地域の公益的な活動を行う団体や自治体をつなぎながら、後方支援やモデル事業に取り組んでまいりました。
特に、福島県内はもちろん、県外避難者をサポートしてくださっている山形県、宮城県などの市民活動団体・NPOや自治会等の地縁団体が、将来に向けて継続して組織運営や活動を続けていくためのサポートを柱とした活動と、これからの福島で地域社会のコーディネーターとして活躍して欲しい若者たちの人材創出活動のために、今後も力を尽くしていきたいと考えております。
どうぞ、これからも市民公益活動パートナーズへの応援を、よろしくお願い申し上げます。

2016年9月
代表理事 古山郁  役員一同